ぴかぴかひひか日記

オタクで腐女子の姫嶋ひひかの思いの丈を綴る日記です。

店長への手紙。初めてコロナの濃厚接触者になった件について

あらすじ

コロナの濃厚接触者になったことについての日記、店長に渡す手紙です。

言いたいこととしてはコロナ禍でのいじりはハラスメントだからやめろです。

 

 

伝えたいこと

店長へ

先日私がコロナ濃厚接触者になったかもしれなくて、検査を受けに行った件についてです。

ご連絡した通り陰性だったのですが、その後にAさんに

「(ひひかさんが)やらかすと思ってたよ」(意訳)

と言われて深く傷ついたので店長から1言Aさんに次は言わないように気をつけてくださいと言っていただけたらと思いお手紙を書きました。

 

思いの丈

私は言葉で傷ついたとき、その場で言い返すことができません。とても苦手です。いつも帰宅後泣きながら夕飯を食べていることが常だったのですが、今回の出来事だけは流石に看過できないと思い、筆を取りました。差別だと思ったからです。

 

私はコロナ禍でここ二年東京に遊びに行ってはいませんでした。私が週末に東京へイベントに行ったのも、そろそろ落ち着いた頃かな?と見計らってチケットをとったからです。

イベント自体も対策はきちんととっていたし、私が楽しみにしていた三連休だった休みをワクチンに当ててまでしてワクチン三回接種した状態で、アルコールを持ってこまめに消毒をしマスクも2重にかけて、声を出さないように私はイベントに参加しました。今のところイベントでクラスターが発生したとは聞いていないので、無事だったのだと思います。

 

人は余暇がないと生きていけません。私の我慢できるラインが2年だっただけで、もっと軽い気持ちで、または我慢ができず東京に出かける人も多いと思っています。人と関わらないと遊べないストレス発散ができない人間がいるから地元群馬にもコロナが流行していると思っています。東京のベッドタウン所以ですね。余暇がないと生きていけないというのはこの職場の人なら絶対わかってもらえると思っていたのですが。

 

コロナ禍は誰が悪いというものではありません。

だからあれだけ沢山対策したにもかかわらず「(ひひかが)持ってくるかもしれないと思った」と言われたのがひどくショックで、仕事中とても辛くて泣いてしまいました。店の入り口の扉の鍵も閉め忘れました。(その件については大変申し訳ありません)

次の日に仕事に行ったときも、Aさんの言葉が忘れられなくて腹を下しました。私はストレスがすぐ腹に来るタイプです。泣いてたのも腹を下したのもBさんが見ていると思います。

 

世界的に流行ってるもので人をからかうのは十分パワハラ、というかコロナハラスメントだと思います。差別だと思います。

というか私コロナ持って帰ってきてないです。すごく偉いと思うんですけど。私はそのコロナにかかった友人としかご飯は食べていませんし、都内に2泊したにもかかわらず人とご飯を食べたのはその友達と三回でした。会いたいって思ったただひとりの友達が偶然コロナを引いてしまったのです。私もつらかったですけど友達のほうがもっとつらかったです。

職場に連絡を入れたのは、今はピンピンしてるけどもしも万が一億が一かかっていたら職場に迷惑になってしまうと思ったからで、そちらのほうが誠実だと思ったからです。私が黙ってコロナにかかってパンデミックにしたって良かったのにしなかったのは私はこの職場の人に少なからず恩を感じているからです。

 

べつに私はAさんが嫌いなわけではなく、ただ深く深く傷ついて仕事に支障が出たということだけは伝えなければ、と思った次第です。

コロナを誰々が持ってきた!うわー!って噂話で人は傷つきます。お前が持って来るかもしれないと思ったよ!はもう差別です。

私は愚痴を聞くのが大嫌いですがひひかが仕事ができないとか覚えが悪い等言われてる愚痴までは泣き寝入りで済ませてきましたが、

これだけはダメだと思いました。コロナ禍で誰もが病気にかかるかからないかという状況で傷つけられるのは不服です。

仕事をいますぐやめるか考えたほどでしたが、とりあえずまだ見通しが立たないのですぐはやめておきます。今年中にはやめる予定です。

よろしくお願いします。

 

ここまで書いて

2年我慢できたのはひとえに実家に住んでいたおじいちゃんをコロナで失いたくなかった点が大きかったのですが、おじいちゃんはコロナとは関係なしに老衰で亡くなりました。施設にいれていたうえにコロナで面会謝絶されていたのもありおじいちゃんを見取れませんでした。悔しかった。

私はコロナのこと絶対許せないし、絶対かかりたくない。だけど私には地元の友達がそんなにいなくて、人とコミュニケーションを取りたい欲をぜんぜん発散できなかった。いまの状況だとお茶に誘うのも厳しくて、ソシャゲや読書、ネットの友人との通話や卓ゲでなんとか人間の形を保ってきたんですけど、

その自分が久々に生きる希望にしていたイベントにいってこんなこと言われたらそりゃあ、泣くんよ。ずっと友達に会いたかったし趣味の活動もしたかった。推しさんたちが元気にステージに立つ姿を見たかった。久々のストレス発散だったから、ちょっとこたえちゃったな。

コロナにかかった友達はなにも悪くないです。それだけは大事。世界的に流行ってるものは仕方ないじゃん。手洗いうがいマスクアルコールでインフルエンザを殲滅させたのに流行ってる病気が異常なのはみればわかるじゃないですか。

 

わたしはこの文章を店長に手書きで書いて渡してきます。

悪手かもしれませんが、私は、とても痛いので。